パリ郊外の古物市で見つけた温度計です。街灯部分が温度計になっていて、取って付けたようにプードルが横を歩いてます。何だか良くわからないコンセプト。このプードルはオスで、これから街灯の柱目掛けてマーキングしようとしてる、というストーリーなのかも。
高さ19cm。土台は大理石で、プードルは何かの金属にペイントされていて、街灯はプラスチックと真鍮製。結構な重さがあります。おそらく1960~70年代のフランス製。
最高は60℃、最低は-20℃まで計測可能。ま、外気に限っていえばスマートフォンさえあれば直ぐにわかるので、今の世の中温度計なんて必要ないですし、ましてやこんなデコラティブなものはそもそも邪魔になるだけで、置き場に困りますよね。でもこれがあるだけでその場は癒され、生活に潤いが出るというものです。そうですねぇ、“心の必需品”になる可能性を秘めているのです~。
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