パリコレ前にキュ・ノワールの皿をご紹介しましたが、その流れで今日はこちら。何となくキュ・ノワールに近い柄なので、ついつい買ってしまった絵皿2枚です。
産地はノルマンディー地方のルーアンだそうで、骨董品店のページをのぞくと、制作年代は大体18~19世紀となっています。
一緒に売られていた他の皿が1910~20年代のものだったので、20世紀になってからという可能性もありますが、100年くらい経っていることには違いなさそう。
それぞれすべてハンドペイント。いわゆるフランスのフェミニンなロココ的花柄とは違う、もうちょっとフォークロリックな世界観があります。バックスタンプというか、手書きのサインが入っていますが、どこの窯のものかはわかりませんでした。
こちらもキュ・ノワールのように裏側にハマ(高台)がなく、上薬が全体的にベッタリと塗られていています。また表のモチーフについても、中央に花カゴ、というのが共通点。
こういったタイプの皿は、フランスでは基本的に食事に使うのではなく、絵皿として飾るようです。果物を載せるくらいだったら問題ないでしょうが、衛生上の問題もあるので、刺身などは避けていただけたらと思います~。
あ、大きさは30cm弱あります~人気ブログランキングへ