すみません。本当、全然ブログをアップしている時間が無く、3日も間が空いてしまいました。というか、身体の調子が芳しくなく、9時間睡眠を続けているせいでブログのアップが遅れたのかも。周りには「え~? 調子悪いの? 全然見えない~」と驚かれるんですけどね(苦笑)。どんなに寝ても、何となく症状が進行していて、それを誤魔化し誤魔化し生きてきた感じですが、どうやら峠は越せたよう。まだ、ほんの少し咳は出ますけど。とにかくあと1日半、頑張ります~。
さて、ニナ・リッチのコレクション。チュイルリー公園内の特設テントで行われました。デザイナーのピーター・コッピング最後のコレクション。といって、何か特別なことをしたわけでもなく、淡々といつものフェミニンなアイテムを最後まで出し続けました。
第2次世界大戦直後、フランスのクチュールの素晴らしさを世界中にプロモートするために、ニナ・リッチと息子のロベールはミニチュアのドレスを制作したそうですが、その時の作品がインスピレーション源となっているそう。また同時代に、ルイーズ・ブルジョワが手掛けていたテキスタイルからも着想を得ているのだとか。
戦争直後のスタイルになぞらえているため、女性的というよりかはややマニッシュな感じがしますかね。
スポーティなシルエットとか、フローラルモチーフとか、そういったトレンドはしっかりと織り込まれています。
この辺りになると、いつものニナ・リッチのスタイル。ちなみにピーター・コッピングはアメリカへ戻り、オスカー・デ・ラ・レンタのコレクションを手がけるそうです。デ・ラ・レンタさん、退任するんですね。知らなかった。でもあのゴージャスな感性って、簡単に真似できるものでもなく。ファッションって、潔く会社を閉じるという英断ができない業界のようで・・・。
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