キュ・ノワールの皿2点


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 昨日に引き続き、こんなものに手を出しちゃいました第2弾。パリ市内で購入した皿2点です。

 

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 キュ・ノワール(=尻黒)は、底が黒や茶色に塗られているためについた名称で、ロワールやノルマンディーで18〜19世紀に作られていた陶器。ボールやカップなどもありますが、皿については部屋に飾る人が多かったようです。


 ネット販売をしている友人が、「キュ・ノワールは高く売れる」なんて話をしているのを聞いていて、でも心の奥底では「こんな小汚い皿、僕には無縁じゃ〜」と思い込んでいました。でもこちらの皿を発見して一変。

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 こんな風にホッチキスのような金具を直接打ち込むワイルドな継ぎを見て、昔の人の物を大切にする気持ちに触れた気がし、思わず買ってしまったのでした。

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 2カ所ほど表に響いていますが、それが味になってます。こういう傷物を良いと思うことって、なかなか無いんですけどね。ちなみに売主いわく、この皿は18世紀のもの。継ぎの方法も相当古いそうで、継いでからおそらく100年以上は経っているとのことでした。ちなみに一箇所だけホッチキスが外れてます。
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 収入印紙の端っこ? もしかしたら過去に競売に出されていたのかもしれません。
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 それからしばらくして、昨日のヴァンヴでのこと。とあるスタンドで皿を漁っていたら、ボッテリした重みのある皿が出てきました。しかも見覚えのある花カゴモチーフ。

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 裏を見ると茶一色。こちらも立派なキュ・ノワールです。やっぱりシリーズで見せた方が売場が華やいでいいかも〜と思ってついつい買ってしまったのでした。


 今回、ハヤリものに手を出したため、好きなものしか仕入れないという基本姿勢が少々グラつきました。というよりも、今まで自分が知らなかった世界に感化された、というやつでしょうか?

これで食わず嫌いは卒業?
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by tomoakishimizu | 2014-08-11 19:42 | 調度品 | Comments(0)
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