ツバメ柄のグラスセット

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 段ボールに商品を詰める作業に辟易としつつ、ため息をつく毎日を送ってます。仕入、頑張り過ぎたみたい。半分も持って行けないかも、なんて危惧してます。とか言いつつ、今朝もヴァンヴの蚤の市へ。そうしたらカトリーヌがいました。そうです、ドヌーヴ様。お付きの元官僚オネエ様を従えて、煙草スパスパしながら古物を漁ってましたよ。アイスキャンデー柄インターシャのルシアン・ペラ・フィネのニットが窮屈そうでした。あ、それは女優に対する悪口ですかね。この辺でやめとこ。
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 今日はこちら。パリ市内の古物市で見つけた、ツバメ柄のグラスです。吹いたグラスにエナメルでハンドペイントし、焼き付けてあります。個体差が激しく、高さが全然違います。ちなみに、上の写真ではもの凄く歪んでいるように見えますが、カメラのせいですのでご安心を。


 おそらくは19世紀末から20世紀初頭にかけてのもの。3年前に日本橋高島屋の催事に参加したとき、同じ並びにドーム社製の宿り木モチーフのエナメル絵付けのシャンパングラスを売っている業者さんがいて(1脚約5万円!)、そちらは1890年代のものでした。


 ガラスにエナメル焼き付け、という技法は特にこの時代に流行っていたようで、花瓶やボンボンケースなど、蚤の市ではその種の女性的なアイテムが売られていて、結構な頻度で目にします。


 でも壊れやすい故に稀少性が高く、また歴史的価値によって平均価格は高め。あまり手が出ないジャンルでした。こちらは手のひらサイズで小さいからか、割と手頃な価格で購入。


 ツバメというと、春の訪れを知らせる鳥として親しまれ、フランスでは幸運をもたらすラッキーチャームとされています。土着的な自然崇拝をしないフランス人は、霊を信じたり縁起担ぎをあまりしませんが、ラッキチャームはバラエティ豊富かも。例えば先述の宿り木なんかは、クリスマスに家の軒先に飾りますし、子宝祈願のコウノトリとか、なぜかコレクターが多いフクロウ、カエルなど、割とたくさん。


 日本での伝統的なラッキーチャームというと、鶴とか亀とか? 河童、ツチノコ、麒麟などの想像上の動物や、妖怪の類もそうなのでしょうか。いわゆる、ゆるキャラというのも現代のラッキーチャームなのかもしれませんね。ま、テレビに出ているゆるキャラは別として、小さくて可愛いものが人々の間で愛でられ、それが自然と神格化というわけではないですが、良い影響を与えるものと考えられるようになる。それはどこの国でも見られる傾向なのかもしれません〜。

フランスでゆるキャラはあり?
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by tomoakishimizu | 2014-08-09 23:30 | 調度品 | Comments(0)
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