ベルルッティのコレクションは、リュクサンブール公園の一角にある井戸専門学校の庭で行われました。この写真、色々と余計なものが写ってますね(笑)。で、この学校は日本でいう大学院以上のレベルにあり、例えば、卒業して企業に入ると途端にエグゼクティブ扱い、となる程の高等教育機関なのだそうです。ルイ16世の命により1783年に創立、と歴史が古く、校舎も学校とは思えないほど立派。
いつものようにコレクションは特に決まったテーマが無かったようで、とにかくこんな風に仕立ての良い、上品な服が並んでました。
はい。コレクションについては以上。で、ショーの存在を掻き消して、ほとんどメインイベントとなってしまったのが、隣接する会場で催された、有名業界人によるパスタパーティです。こちらはジェファーソン・ハックによるペペロンチーノ。まあまあのお味。ジェファーソン・ハックはデイズド&コンフューズドの創立者で、一時ケイト・モスと付き合ってました。
自ら味付けしてます。着用しているレザーのエプロンはもちろんベルルッティ製で、シューズのテクニック”パティーヌ”が生かされています。ちょいもったいない感じ。
こちらは演出家、アレクサンドル・ドゥ・ベタックによるフュジーリのジェノヴェーゼソースがけ。僕の作るソースの方が断然美味しい。やっぱりフランス人にイタリアンを作らせてはいけない。
アレクサンドル・ドゥ・ベタックは、ディオールやヴィクター&ロルフなどのショーの演出をしてます。もちろんベルルッティも。
他にアーティスティック・ディレクターのヨルゴ・トゥルーパスによる酸味のきいたギリシャ風パスタ(イマイチ)とか、建築家のジョゼフ・ディランによる薄味リゾットなどが振る舞われていて、盛られた分は全部残さず食べたのでお腹パンパン。その後ドリス・ヴァン・ノッテンのパーティへ行き、そこでゴージャスな料理が振舞われているのを眺めながら、パスタを食べ過ぎたことを後悔したのでした~。
ま、とにかく楽しかったです~人気ブログランキングへ