猫モチーフの朝ご飯セット

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 先々週、パリ市内の古物市で見つけたのがこちら。ただの箱ではありません。

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 「私、良さげなものに見えるでしょ?」なんて自ら語っているかのようなゴールドのシール。このM.F.Dが何を意味するのか検索してみましたが、結局探し当てられず。絵柄から推測するに、陶磁器に関係するもののようですが。

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 ジャーン。中にはこんなプリティな磁器が入ってました。一目見て心奪われ、でも高かったので一度はその場を立ち去り、再び古物市終了間際の時間を狙って戻り、見事に値切り成功!

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 2匹の猫が描かれた、ぐい飲みのようなカップ。こちらのシールのMLという頭文字も、検索してみましたが探し当てられず。「薄い金による金線」と書かれていて、中央のイラストはガラスを吹いている職人を描いているようです。

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 このBerry&Limogesという名前も見つからず。磁器の生産と絵付けと金線の作業は、それぞれバラバラの場所で行われたのかもしれません。ま、とにかくリモージュ産であることは確か。おそらく1950~60年代のものと思われます。

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 先述のカップよりも小さなお猪口と、魚の形をした塩入れ。毛糸玉モチーフに胸キュン!

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 こちらは猫の顔を象ったレモン絞り。要するに、テキーラとかウォッカを飲む時の器かいな、と思った僕。でもそんなハードリカーを飲むのに、わざわざこんな可愛いものを使うなんて、贅沢というか意味不明というか・・・。

 で、よくよく見たら、6枚目の写真のカップはお猪口ではなくてエッグスタンドでしたね。そして7枚目のレモン絞りは、どちらかというとオレンジ絞りだったようです。要するに子供用のブレックファスト・セットでした。どんだけ飲兵衛な勘違いなんだって(笑)。

 ま、ハードリカー用セットではないにしろ、こんなアホなものが作られたという事実に驚きつつ、それを補って余りある程の可愛さなので、これについては許したいと思います~。

昔のブルジョワの子供って何様?

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by tomoakishimizu | 2014-04-30 19:20 | 調度品 | Comments(4)
Commented by riri at 2014-05-03 16:29 x
お、恐ろしくかわいいですね!!毛糸だまマークのついたおとぼけさかなさんに猫顔型のオレンジ絞り・・うーん、よくできてるなあと感動~~
Commented by tomoakishimizu at 2014-05-04 21:45
ririさん、こんなものを真剣に作れた時代があったんだなぁって思います。そのバカバカしさはさておき、立派な職人技にはリスペクトです~。
Commented by ハラ at 2014-06-15 22:29 x
今回は別のお品を連れ帰りましたが、本当にこれは素晴らしく想いました。知り合いのブルジョア猫を(清水焼き骨董でエサ)知ってて、猫仕様?と勝手に思ってました。
Commented by tomoakishimizu at 2014-06-16 21:14
ハラさん、先日はお越し頂きましてどうも有り難うございました。本当は完全な形で販売したかったのですが、アクシデントで壊してしまい残念無念。それでも買い手が付いたのでホッとしてます。ネコちゃん用だったら本当に可愛いですが、ネコちゃんに卵をエッグスタンドに置いて出さないですよね(笑)。それにしても清水焼でエサっていうのは凄い。あ、でも20世紀初頭のコンポチエをネコのエサやり用にお買い上げになったお客様がいました。世の中広いですねぇ。
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