こちらも去年から持ち越している商品。手の平サイズで、そのあまりの小ささゆえに人目を引かない、ちょっぴり可哀想な存在です。
4辺の1辺が3cm程で、容量はかなり少ないかもしれません。中にパープルがかったブルーの布が敷いてあるシンプルな作り。
ナポレオン3世時代には、こういったボックスにジュエリーを入れて贈るのが流行だったそう。で、蚤の市で良く見かけるのが、シルクの赤いクッションが敷いてあるバージョン。四角だったり長方形だったり、八角形だったり、垂直だったりと様々なフォルムがあります。
開閉部分が透明の分厚いガラスの場合もあれば、パリ万博を記念したエッフェル塔や、モンマルトルのサクレ・クール寺院の手彩色写真が貼り付けられてるものもあったり。写真入りのボックスは中にものを入れたときに見えないし、見た目お土産品そのままなので、個人的にはあまり好きではありません。
といいつつも、状態の良い美品が目に飛び込んでくると血が騒ぐ僕。この前も、パリ市内の古物市で、エッフェル塔写真付きお土産品ジュエリーボックスを大量に見つけ、一瞬狂喜乱舞しそうになりましたが、すでにそこにいた耳毛ボーボーのオッサンに買い占められててガックリ。もっと早起きすべきだったぁ、って反省したのでした~。
後悔先に立つよう早起きします~