ヨウジのショーも、いつも通りパリにあるショールームで行われました。こんなご時世なので、自社施設でショー開催というケースが増えてきています。そうなるとスペースが狭くなる場合が多くて、どうしても僕みたいな人ははじかれる可能性が高くなるのですが、今のところ何とかしがみついている感じ(笑)。
コレクションは、これといって大きなテーマが見えず、いつものようにリラックスした服作りを見せていました。モデル達は、喧嘩してできた傷とかアザのようなメークをしていて、実は服よりもそっちの方に眼が行ってしまったかも。
最初の写真のように、涼しそうなサルエルパンツが見られて、去年発表されたハカマのようなパンツを彷彿とさせました。スタイリストのMちゃんは、あのパンツを雑誌でメチャクチャ批判し、次の回のパリコレは出禁になっています。
ブルー、スカイブルー、オレンジがアクセントになっていて、バリエーション豊かではあったけれど、う~ん、何か物足らない感じ。いつものヨウジ節といったらそうなんだけれど、パッと見て新しいと思えるアイテム少なめだったかも。
あまりにも遠くだったので写真を撮れませんでしたが、最後にヨウジが登場し、背中に「For Sale」と書かれていたのが印象的でした。まさか身売り中というわけではないでしょうが、あまり笑えません~。
明日はドリス~