すでに売れてしまったものをここで紹介するのは、読者の皆さんにとって興ざめだと思うし、僕としては新鮮味ゼロなので控えていましたが、人の感覚というのは様々で、売れてしまったものを見て、商品の品揃えを想像し、お店へ行こうと思う場合も多々あるようです。
で今回、乙女屋さんの藤林さんは、売れてしまったものを逐一写真に撮り、ツイッターで紹介してくれていて、それが効を奏してたくさんの人たちがやってきてくれました(藤林さん、本当に有難う!)。
昨日は、明後日から一緒に蚤の市イベントをする百香ちゃんと電話で話をしましたが、「売れなかったものを紹介したいのは、単に友くんがそれを早く売りたいからでしょ」なんて言われてしまいました。ああ、そうか。魅力的なものから売れていくのだから、売れ残りを紹介することこそ興ざめなのかも、なんて。ま、例え売れ残りであっても、それは単に必要としている人が現れていないだけだったりもするわけで、「売れ残り=魅力がない」ということではないのですが。
色々考えてみて、やっぱり売れてしまったものを後から紹介しても罰は当たらないかなと。
で、今日は初日に売れてしまった白い編みカゴバッグをご紹介します。古着と新しい服を上手に組み合わせて着こなす、かっこいい女性に買って頂きました。
パリ市内の高級古着店で同じシリーズの1点を見かけましたが、こちらの方はちょっと壊れている部分があったので、そのお店での値段よりも安く提供しました。
パリでも中々出会えない、プリティすぎちゃうバッグ。これを乙女屋さんに持っていくと、すんなり馴染むのだから面白いなって思います。で、買ってくれた女性はおきれいな方だけど、男前な部分も持ち合わせていて、彼女が持つと不思議と中和されて過剰さが消えます。やっぱり行くべきところへ行った感じがしました~。
明日、表参道で待つ 友より