今日はハイダー・アッカーマンをご紹介します。ファッション業界以外ではそれほど知られていないデザイナーですが、最近めきめき評価を高めている注目株。コロンビア人で、ベルギー人の夫婦に引き取られてパリで育ったという経歴を持つ人です。注目株なので、ジャネット・ジャクソンが来ていました(関係ないか)。
ま、いわゆる暗黒系の色合いと作風の人で、個人的にはすごく好きなタイプのデザイナーではないのですが(それじゃあ誰が好きなの?)、とにかく素晴らしい素材使いだし、カッティングもこの人にしかないものがあって、見逃せないデザイナーの一人です。広く一般的に認知されるような人ではないかもしれませんが。
で、今回は大胆にもキモノの要素を取り入れて、色も赤やコバルト、イエローやグリーンを効果的に使って作品をドラマティックに見せてくれました。これにはやられたという感じです。ショーが終わって席を立つ人続出。ランバン以外に久々にスタンディングオベーションを見ました。
フランスの多くの星付きレストランに日本人の料理人がいるように、日本人のパタンナーって、どこのメゾンにも一人くらいいたりするんですが、ここもご多聞にもれず。だからキモノのパターンが上手かった、とは言いませんが、やっぱり血ってあるのかなぁって思いました。
日本人には難しいスタイル?
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