チェルッティのショーが終わってから、その日は朝2時までノンストップでパーティのハシゴをしました。その数4つ。これも仕事のうち(笑)。実質的なパリコレ打ち上げという感じで、僕にとってはご褒美でした。
モンテーニュ大通りにあるヴァレンティノのブティックでは、ハイチ地震の被災者救援のためのチャリティーTシャツの発表パーティが行なわれました。
ラウンドネックのTシャツの袖には繊細なレースが付いていて、Tシャツといえどもヴァレンティノらしいゴージャスさとフェミニンさです。値段は150ユーロ(だったと思いますが、記憶が・・・)。ヴァレンティノのTシャツが150ユーロ(約2万円)っていうのは、中々ないかもしれませんね。
こちら、デザイナーのピエール・パオロ・ピッチョーリとマリア・グラツィア・キウリのお2人。やっと名前覚えられた・・・。彼等って、ヴァレンティノ・ガラヴァーニがいた時代のアクセサリー・デザイナーだったそうで、ヴァレンティノのDNAを良く理解しているはず。時々道を逸れることもあるようですが、基本的に今までのヴァレンティノのイメージから外れないスタイルを貫いていて、このメゾンにとっては適任といえるかも。
ブティック奥には、ヴァレンティノのシグニチャーともいえるレッド・ドレスコーナーがあります。
で、Tシャツの話に戻すと、このヴァレンティノのケースは全くわかりませんが、こういったチャリティーって全般的に嘘だらけで、僕としては辟易というか、眉をひそめるというか。例えば20年以上前のライブエイドだって、最終的にアフリカ難民のところにお金は行かなかったという話だし。結局は先進国の自己満足なんですよね。そもそも先進国で生きていること自体、第三国の人々を苦しめていることに他ならないわけで。そんなことを考えちゃうと絶望的な気分になりますが。某国際機構だって、寄付金を経費として湯水のように使っているという話です。
そういえば、友人がカール・ラガーフェルドのインタビューをテレビで見た時の話として、ことあるごとに寄付を頼まれるけど、結局は目的とは違うことに使われてしまうのがオチで、もう寄付はしない、と言っていたそうです。やっぱり賢いなぁ。
カール様、僕に寄付してください(笑)~
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