藤原大によるイッセイ・ミヤケのレディースのショーは、三宅一世時代と同じく、ここ最近はルーヴルの地下にあるカルーセルを会場に行われています。カルーセルってレンタル料が高いらしくて、利用するデザイナーが減ってます。反対に13区にある元フランス国鉄の倉庫は盛況。でも遠くて不便。パリのど真ん中にあるカルーセルの料金をもっと安くすれば、デザイナーはショーをしやすくなるし、ジャーナリストにとっても楽なんですが、倉庫の方が大きくて箱として使いやすいし、雰囲気があるんですよね。
それはさておき、今シーズンのイッセイ・ミヤケはアメリカの数学者、ウィリアム・サーストン博士の理論にイメージを求めたそう。とか書くと、何だか難解な感じがしますが、ねじれとか曲線をグラフィカルに使った服がたくさん登場してきれいでした。友人のジャーナリストはわけわかんないと嘆いてましたが。
写真のピンクのスーツは、色はともかく、形も中々素敵。このシリーズをいくつも見たかったです。最近のイッセイ・ミヤケは一つのアイデアの展開形を2~3しか見せてくれなくて、色々と詰め込みすぎているような気もしなくもないです。もうちょっとアイデアを絞って、モデルをドバ~っと登場させないで、チビチビと見せて発表体数を減らしても良いかなぁって。
フィナーレ。ご覧の通り、謎なパーテーションがあって見辛かったかも。真正面に座る人は良いけど、VIPではない僕にとっては厳しかったです~。
でもコレクションは好きでした~
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